クロス取引ってなに?詳しく解説🌻
株主優待をお得にもらえる方法として話題の「クロス取引」。
初心者の方には少し難しそうに見えるかもしれませんが、実はしくみはとってもシンプルなんです。
私も始める前は不安でしたが、実際にやってみると「こんなに簡単なんだ!」と驚きました!
今回は、クロス取引のしくみと注意点をやさしく解説していきます。
クロス取引とは?
クロス取引とは、株価の変動リスクを抑えながら株主優待だけを受け取る方法です🌷
たとえば、3月末に株主優待がもらえるA社の株で…
- 現物買い(普通に株を買う)
- 信用売り(持っていない株を売る)
- 現渡(現物の株で信用売りを決済する)
このように同じ株を同じ株数だけ売買することで、株価の上がり下がりに影響されず、優待だけを受け取れるんです✨
クロス取引のタイミングに注意!
現物買いと信用売りは、同じ日に注文・約定させることが大切です。
ズレてしまうと、株価が動いた分だけ損をしてしまいます。
また、売買の時間帯にも注意が必要です。
現渡のタイミングも大事!
「現渡(げんわたし)」は、権利付最終売買日の17:15以降に行いましょう。
それより前に行うと、当日約定扱いになり、株主優待の権利がなくなってしまいます💦
売買の時間帯について⏰
クロス取引(つなぎ売り)は、前場(9:00)でも後場(12:30)でもできます。
どちらでも「現物買い」と「信用売り」を同時に約定させるのがポイントです。
💡おすすめは「前場(9:00)寄り付き」
初心者の方には、前場の寄り付き(9:00)で成行注文を出すのがいちばん安心です。
- 8:05〜8:50 の間に注文を済ませておく
- 9:00 になると注文が一斉に成立(約定)します
- 誤発注を防ぐためにも、時間には余裕を持ちましょう
8:50までに確認できる状態にしておくのが理想です。
もし午前中にできない場合は、後場(12:30)でもOK。
その際は、信用売りの在庫を必ずチェックしてくださいね。
ズレるとどうなるの?
- 先に現物買いだけ約定 → 株価が下がると損
- 先に信用売りだけ約定 → 株価が上がると損
この“時間差リスク”を防ぐために、寄り付き同時注文(成行注文)が安全なんです✨
クロス取引にかかるコスト
- 売買手数料
- 貸株料(信用売り中にかかる利息のような費用)
- 逆日歩(人気銘柄で在庫不足のときに発生する追加コスト)
これらのコストと優待の内容を比べて、
「実質どれくらい得になるか?」を考えるのがポイントです💡
注意点と落とし穴
- ⚠️ 制度信用取引だと逆日歩が発生する可能性がある
→ 一般信用取引なら発生しません。このブログでは一般信用取引のみを紹介します。 - ⚠️ 人気銘柄は在庫が早くなくなる
- ⚠️ 証券会社ごとにルール(約定日や注文時間)が違う
配当金と配当調整金のちがいにも注意!
クロス取引をすると、配当金のかわりに「配当調整金」が支払われることがあります。
ただし、税金の扱いが異なるため、確定申告などで調整しないと損をすることもあります。
💡初心者のうちは「株主優待だけを目的にする」方がシンプルでわかりやすいです♪
まとめ🌼
クロス取引は、株価リスクを抑えながら優待をもらえるうれしい方法。
最初は小さな銘柄や、手数料の安い証券会社から始めてみましょう。
慣れてくると、月ごとにお得な優待をコツコツ集めるのが楽しくなります🎁
わたしもまだまだ勉強中ですが、
一緒に「優待生活」を目指してがんばりましょう🌸

